前川恒雄さんの著作『未来の図書館のために』について、前回ブログをアップしましたが、前川さんは、私が勝手に師と思っている方の一人です。
私はテレビCM制作会社に勤めましたが、自分は向いていないとわかり、田舎へでも帰って図書館にでも勤められたらと、鶴見大学夜間の司書講習を1年間受けに行きました。
そこへ、前川さんが講師として来られ「公立図書館は民主主義の基礎的施設だ」と教わり、自分のいい加減な考えを改め、市立図書館にぜひ勤めたいと思うようになりました。
先のブログにも書きましたように、美濃部東京都知事の補助金政策で建設された多摩地区の図書館に(新設図書館だったので募集人数も多く)なんとか滑り込んで勤めることができました。
そして、34年間。大人の本の担当17年+子供の本の担当17年、障がい者サービス担当や電算担当など、いろやらせてもらいました。前川さんに出会わなければ違った人生を歩んでいただろうと、今考えると思います。
今年(2026年)2月、前川さんのお墓参りに行ってきました。お墓は兵庫県西宮市のお寺にあります。そのお墓の前に設置されていたのが、この「移動図書館ひまわり号」の写真の石碑でした。
前川さんは、滋賀県立図書館館長になられても、公立図書館の基本は「住民の身近に図書館を」を実践したひまわり号だと考えていらっしゃったのだなぁと、涙が出そうになりました。
