子どもの発想や考えていることを知りたいと思うのですが、保育園や幼稚園、小学校の先生でもないし、自分の子どもたちも大きくなってしまいました。そんな時、子どものつぶやきをまとめた本は、一つの参考になると考えました。代表的なものに『こどものひろば』(福音館書店)、『あのね』『ママ、あのね。』(朝日新聞社) などがありますが、最近見つけたのが、この本『はじめのいっぽ』です。
住んでいる町の図書館の検索に「こどものつぶやき」と入れて調べたら出てきました。そして、早速借りました。この本とても面白かったです。1984年に刊行されたこの本。なんとか入手したいと思い、いろいろ探しましたが、見つけられず、結局、 いくつかの詩を書き写すことにしました。
横浜のある市の小学校の三人の先生が、子どもたちと一緒に詩を書くことをした中からまとめられたものです。いくつも書き写したのですが、三行詩を三つ、引用させていただきます。
おなら(一年生)
わたしは おならをがまんしていると
おならがでなくなります。
おならは どこへいったのでしょ。
校長先生の子供のころのゆめ(六年生)
先生は
軍人になりたかったという
こわいですねえ
あり(五年生)
きのう ありがいた
おかしをあげたら
したじきになってもがいていた
それにしても、公立図書館がこうした本を保持していてくれている事は、本当にありがたいことです。この本、『一年一組せんせいあのね』などの影響を受けているのでしょうか? それにしても、ぜひ再販してほしい本の一冊です。
